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 第23号☆田島歯科NEWS☆2016-06-09 12:43

 第23号☆田島歯科NEWS☆

こんにちは!
 
 
 
今月は、摂食嚥下障害についてお話します。
 
嚥下とは、モノを飲み込み、胃に送ることを表す言葉です。
 
私たちは普段、意識することなくモノを飲み込んでいますが、実際のメカニズムはとても複雑で、口やのどの様々な部分が、上手に連携を取ることで成り立っています。
 
摂食嚥下障害とは、病気や老化などで、モノが飲み込みにくい状態になったり、飲み込めるが、肺の方へ入ってしまうようなことがあることです。
 
 
誤嚥性肺炎とは?
 
食べ物や唾液などが気管に入ってしまうことを誤嚥といい、誤嚥が原因で起こる肺炎を誤嚥性肺炎といいます。
 
誤嚥性肺炎には、発熱・激しい咳と膿性痰(黄色い痰)が出る・呼吸が苦しい・肺雑音がある口腔ケアをすることで、誤嚥性肺炎の危険性が下がるほか、嚥下機能そのものにも好影響を与え、さらに、認知症の予防にも効果があるといわれています。
 
誤嚥しにくい食べ方の工夫
 
*摂食時の姿勢の調整
 
座位からリクライニング位にして、60度、30度などの姿勢をとると良い。
 
*摂食時間
 
1回の食事にかける時間は30〜45分以内に限定すると良い。
 
これ以上時間をかけると患者が疲労し、患者・介護者とも接触条件や注意を守れなくなるため、誤嚥や窒息の危険性が高くなる。
 
時間内であっても、2回むせたら止める、のどがゴロゴロしたら止めるなど、目安を決めておくと良い。
 
*嚥下調整食の工夫
 
食べやすさばかりに重点を置かず、本人の好物や見た目、匂いなどでおいしさを工夫し、脳を活性化することも重要である。
 
液体は粘性が低いので、嚥下時に口からこぼれたり、気道の方に流れ込みやすく、誤嚥につながる。誤嚥のリスクが高い人に対しては液体に「とろみ」をつけると良い。
 
*食べさせるペースはゆっくりと嚥下障害のある人は、飲み込みにとても時間がかかるので、次々に食べ物を与えられると処理が追いつかず、誤嚥や窒息につながる。介護者は、口の中を見て、飲み込んだことを確認してから次に進むと良い。
 
一口量を少なくし、スプーンの大きさや、のせる量を加減しながら少しずつ調整して食べさせる。むせたときも焦らないように落ち着いて、顔を下に向けて、口の中に溜まったものがあれば吐き出させる。背中をさすったり、ごく軽くたたきゆっくり息をするようにしてもらう。
 
口腔ケアは歯をきれいにするだけではなく、歯ぐきや舌の表面、ほっぺたの内側や上あごの表面、入れ歯など口腔内のすべてをきれいにすることです。
 
口腔ケアをすることで口の中の感覚が刺激されて、リハビリなどにも役立ってきます。



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